突然切り出された彼からの別れの言葉。あなたは大きく動揺するはずです。なぜならあなたには、彼と別れるといった選択肢はまったくなく、それは完全な想定外の話であったからです。
彼の言葉にあなたは大きく抵抗することでしょう。また、頭をフルに回転させ、問題点が何かを考えるかもしれません。
「私に悪いところがあれば、直すから」
あなたはそう彼に言います。でも、彼の意志は堅く、容易には別れを解消してはくれません。さて、困りましたよね。ということで、今回は「別れたいという彼氏と絶対に別れたくないあなた」というお話をしてみることにしましょう。
■別れを告げられた際に確認すべき事
突然の彼氏からの別れの言葉に動揺するなという方が無理な話ですよね。でも、まずは彼がそう言うに至った経緯について確認しておく必要はありそうです。ただしこの確認に、あなたが取り乱しては事態をさらに悪化させてしまうことになりますよね。
「なぜ？」ときけば彼氏はきっとそれなりの理由を語るはずです。あなたはそれに対しての反論をするかもしれませんし、改善策を提示するかもしれません。でも、基本的にその対応はあまり良い結果を招きません。むしろ修羅場となってしまう可能性が高いといえそうです。
確認すべき事は一点のみです。それは「なぜ」という理由ではなく、あなたと別れたいという意志が彼の中で固まっているかどうかです。これを確認するために、理由を聞くのではなく次の一言を彼に投げかけてみるのも良いかもしれません。
「あなたと別れた私は、いつか別の男と結婚することになるよ。それでいい？」
彼の目をしっかりと見ていてくださいね。もし、あれこれと理由をつけてそれを拒否するのであれば、彼の意志はまだ固まっていません。一方で彼の目がまっすぐにあなたを見て「Yes」と答えたのなら、彼の意志は固まっています。
でも、いずれにしても、次に続けるべきあなたの言葉はひとつだけです。
「わかった。半年だけあなたを待ってみる」
そう言ってあなたは彼の元を離れます。
辛いでしょうが実際に会うことなく半年間は一人で過ごす決意をしてくださいね。いかがです？できそうでしょうか。
■彼の意志が固まっていない場合の半年間の過ごし方
彼の意志が固まっていない場合、半年以内に彼から連絡が入る可能性は大きいと言えます。でも、それを喜んでよいのかどうかは別問題です。
彼から連絡があったとしても、すぐに関係性を修復してしまうのは厳禁です。あくまでも離れている期間として認識し、彼と合うことになってもすぐにはもとに戻らないようにね。
実はこれには戦略が隠されています。
彼氏はあなたに別れを切り出したわけですよね。そしてそれによってあなたは傷ついたはずです。ですから、これを機に彼氏には付き合うという重さを認識してもらう必要があります。
そしてこれについてしっかりと彼が理解を示し、以降あなたを大切にする意思表示ができるまでは、少々辛くても、ある程度の距離は取りましょう。
彼氏を焦らせるようになると、逆に彼があなたを大切にするように改めてくれる場合もあります。また、意外にもプロポーズへと発展することもあるものです。彼からの電話にすぐにシッポを振ってしまうのだけは避けてくださいね。
■彼の意志が固まってる場合の半年間の過ごし方
彼の別れの意志が固まっていることを理解した場合、あなたには考えるべき事が2点あります。
まずは１点目。
このような展開になった事実をふまえたうえで、このまま彼を追い続けてあなたは幸せを手にすることができるかを考えます。
確かにあなたには彼に対する愛情が残っており、彼を唯一無二の存在として認識しているはずです。ですから、とても寂しい思いをするかもしれませんし、思わず涙がこぼれてしまうこともあるかもしれませんよね。
でも、その感情はとりあえず置いておきます。そして冷静になってこのまま彼に追いすがって、幸せになれるのかどうかを冷静に考えます。結婚は？そして彼と築く家族の可能性は？
もし、現状彼氏に対する思いはあるものの、将来的に幸せになれないことを認識したのなら、今はまだ辛いでしょうが、次第に彼の存在をフェードアウトさせていくことをお勧めします。
そして２点目。
万が一、彼があなたとの関係を戻したいと言っていた場合の対応策です。意志が固まっていたはずなのに、関係性を修復したいと態度を変えたわけですから、それなりの状況変化があったのかもしれません。これについては先にも触れていますが、彼からの連絡を手放しで喜ぶのはリスクがあります。
彼は元通りの関係性を要求するかもしれません。でも当面はこれに応えてはいけません。とりあえずは、彼の自分に対する感情に偽りがないかを確認しましょう。もし彼の思いに疑念が残るようなら、その時には潔く彼氏を記憶から消しましょうね。
また、それまでの間に、あなたを大切にする意志を感じることができるのなら、当初決定した猶予期間である半年が経過したことを機に、彼との新たな関係性を築いていけばよいかと思います。
また、最終的にあなたを選択したわけですから、彼が真剣であるのなら、一気に結婚へを話を運んでしてしまうのも手です。一押ししてみてはいかがでしょうか。
「災い転じて福となす」
そんな言葉もあるものです。