ハリボテ効果でさりげなく知的であることをアピールする2つの呪文

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舞台などで、その場を演出するための木や山などの小道具をハリボテと呼ぶことがありますよね。単に木や粘土で作った型に紙を貼りつけて色を付けただけですが、ハリボテひとつて舞台はかなり臨場感がでるものです。

たとえば、パッと明るくなった舞台に、山の稜線のハリボテ。鳥のさえずりが聞こえます。役者が山歩きの服装で舞台の袖から現れ「いやあ、今日はいい天気だな」といえば、舞台は完全に山となりますよね。

ハリボテの効果とは、聴衆に舞台設定を提示することのみにありますが、提示してしまえば、あとは聴衆が勝手にイメージを膨らませてくれるので、効果は十分に期待できるわけです。

さて、今回はこのハリボテ効果を用いることで、あなたを瞬時に知的女性にしてさしあげることにしましょう。

■知的な女性をアピールする方法

「知的な女の人って素敵だな」
あなたがもしそう思われているのであれば、それは難しい事ではありません。
「でも私、頭も良くないし・・・」

知的イメージは、ハリボテ効果でいくらでも演出することが可能です。しかもさりげなく演出することで、あとは相手が勝手にあなたのイメージを膨らませてくれるので、さしたる努力は必要ありません。

「どうやるの?」

たとえば、これまでにはない清楚なファッションと、薄めのメイク、それにメガネだけでも十分に知的なイメージを相手に与えることができるものです。

人のイメージは、第一印象が最も重要なものですが、それだけに最初にそんなイメージを植え付けることができれば、かなりの効果は期待できるわけです。

でも、ここまではモテる女性であれば、誰もが用いることができる戦略です。あなたは、これにさらなるエッセンスを加えます。

ただし、知的イメージを演出するわけですから、それに際して、あなたには、たとえば、日本史と数学のお勉強をしていただくことにしましょう。

「えー勉強するの?それはちょっと・・・」

いえいえ。ハリボテなので1分程度の勉強でOKです。


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■覚えていただく呪文は2つ

まずは日本史のお勉強から。あなたには次の呪文を覚えていただきます。

「鳴くようぐいす平安京。いい国つくろう鎌倉幕府。嫌でござんすペリーさん」

これらは中学生の頃にやりましたよね。つまり794年の平安京遷都、1192年の源頼朝征夷大将軍就任、1853年のペリー来航の語呂合わせなんですが、ハリボテ的知識なので、上記の呪文だけ覚えてください。これで日本史は完了です。

次は、数学のお勉強です。少々レベルを上げて数学者と肩を並べます。以下の呪文を記憶します。

「3以上の自然数nについて、xのn乗 + yのn乗 = zのn乗となる自然数の組は存在しない・フェルマーの最終定理」

これで数学のお勉強も完了です。

■この戦略に隠された真の効果

さて、次にこの呪文を披露する方法ですが、清楚なファッションに薄めのメイク、そしてメガネのさなたは、眼鏡に手をやりながら、呪文を唱えます。

「え?」

ですよね。

これでは、知的イメージの提示よりも、むしろお笑いになってしまいそうでしょうか。でもこれ、実はかなり巧妙なイメージ戦略でもあります。

まず最初の日本史の呪文。これは誰もが勉強の際に用いた語呂合わせなので、これをいうと、きっと羨望よりも笑いを取ることになるはずです。

でも、それでいいのです。

このジョークを聞いた相手は、ユーモアのあるあなたを受け入れるはずです。しかしそれと同時に、ティーンエイジの頃に、まともに勉強を積み上げたことを理解します。この裏の部分を暗に提示するのがその目的です。

そして数学の呪文。フェルマーの最終定理は、実に400年近くも数学者を悩ませ続けた難解な定理なんですが、この呪文を唱えることで、深い知識に触れていることの提示を暗にすることができます。

その場はコミカルに演出しながらも、「この子、本当は頭がいいのかも?」といった提示にさえつながるんですね。ですから、真面目に唱えるよりも、むしろおどけた感じで唱える方が良いわけです。

あなたの人気度は一気に上がり、しかもこのハリボテは、あなたの本質的な部分における知的度を相手にアピールすることに成功するはずです。

「本当かなぁ?」

イメージは、その切っ掛けさえ相手に与えてしまえば、あとは相手が膨らませてくれるものです。そう、冒頭のハリボテ効果のようにね。

地頭の良さをアピールするには、むしろこんなハリボテ的な知識でも、十分機能してくれるものなのです。

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